2009年10月29日

エドワードグリーン

今日はエドワードグリーンの靴についてのお話をさせて頂きます。

先日紹介した頑丈なイメージのトリッカーズと同様のイギリスのメーカーですが、
エドワードグリーンは英国紳士らしい、繊細かつシンプルなデザインで、修理屋の立場から見ても、つくりも丁寧で見事!

エドワードグリーンの代表的なモデルで、ストレートチップのチェルシー、Uチップのドーバーと並び
下の写真はカドガンというモデルです。現行品もありますがこの靴は、中敷のロゴデザインから見ると、約20年前くらいのものと思えます。




























大変きれいに履かれていて、管理も行き届いていてすばらしい!

靴に限らず古きよきものを大切にし、伝統を守って行く事はすばらしいことだな!

と思います。





  


Posted by masui at 09:30Comments(0)紳士靴

2009年10月22日

トリッカーズ

今日はトリッカーズの靴について語ってみたいと思います。

トリッカーズはイギリスの靴メーカーで、英国皇室御用達(日本皇室御用達の靴は大塚製靴(丸川珠代参議院議員の旦那さんの家だった気がします?))でもあります。

特に下の写真のカントリーラインのウイングチップは、定番中の定番で、お持ちの方もおられるのでは?

見た目のとおりかなり頑丈なつくりのため、オールソールするまではきこむのが大変だ!
と言うジョーダン混じりな話もあるくらいです。


今回は、お客様からの強い要望もあり、ちょっと深みのある仕上げでシューポリッシュしてみました。















履けば履くほど、手を入れればいれるほど味の出るとてもいい靴です。
いつかオールソールの修理で、持ち込んで頂けるのを楽しみにしていたいと思います。


シューポリッシュ  800円  (ブーツ1,000円)

※特殊のものは金額等相談させて頂くこともあります。
  


Posted by masui at 09:30Comments(0)紳士靴

2009年10月15日

ムートンブーツの修理

今日は昨年ブレークした、ムートンブーツの修理について紹介いたします。

エミュー、アグなどのちょっと高いものからそうでないものまで色々ありますが、
なんといっても、はきやすくて、暖かいことが人気の理由ではないのでしょうか?


9月半ば頃から当店にもムートンブーツの修理依頼があります。
その修理の一例を紹介します。




























 ソール交換  2,500円

※靴の構造、状態などにより修理方法、金額などが変わります。  


Posted by masui at 09:30Comments(0)婦人靴

2009年10月10日

ワークブーツ修理

今日はワークブーツの修理について紹介します。

アメガジ好き、バイクに乗られる方はワークブーツは必須アイテム!
クタクタになるくらいがカッコよく、いい味も出てきます。
でも、いたむのは底ばかりで、どうしようと思っておられる方もいるのでは?


今回は、ワークブーツではド定番のレッドウィングのブーツのオールソールの修理の写真をのせてみました。
使った材料は、多くのメーカーで使われている、ビブラム社製のホワイトソールです。















































ビブラム社製ホワイトソール  オールソール    10,000円~
  


Posted by masui at 19:55Comments(0)ワークブーツ

2009年10月04日

紳士靴修理

今日は紳士靴の修理を紹介します。

紳士靴の修理で一番多いのは、婦人靴と同様にトップリフト(化粧)の交換です。
下の写真は化粧の上のヒールまで削れてしまっていて、
アタッチと言って、ヒールの削れた部分を革で足すことが必要です。
その後にトップリフトをつけます。

今回はハーフソールの修理(底の前の部分をゴムを張る)と
スベリ修理(カカトの内側の部分の補強)をしました。





















































トップリフトの仕上げ、ヒールのツヤ感等
出来上がりの写真みていただいて、どうでしょう?


紳士靴 
  トップリフト交換   2,000円~
  ハーフソール    1,800円~
  スベリ        3,000円~
  


Posted by masui at 21:25Comments(0)紳士靴