2010年01月29日

三陽山長(SANYO YAMACHO)

今日は日本の靴ブランド
「三陽山長」の靴を紹介させて頂きます。


2001年に三陽商会が、前身である山長印靴本舗の商号を取得し
リスタートさせたブランドです。


日本の職人さんの手によってつくられており、繊細かつ丁寧な仕事ぶりが三陽山長の「和」のテイストを生んでいます。


下の写真は常連のNさんのものです。

















日本の気候など実用性を考えると、
ゴム半張りとゴム化粧(カカト)の仕様が現実的です。


















ヒールは仕上げ直しでこんな感じのツヤになります。















今回の修理
 ゴム半張り  2,400円
 化粧(ゴム)  2,000円

※靴の状態や構造などにより、修理方法や金額など変わる場合があります。  


Posted by masui at 15:46Comments(0)紳士靴

2010年01月22日

J.M.WESTON(ジェイエムウエストン)

今日はフランスの老舗靴ブランド
 「ジェイエムウエストン」のお話をさせて頂きます。


1891年に創業し、以来昔ながらの定番モデルを形を変えずに
つくり続けています。
代表的なモデルとしては、Uチップの「ゴルフ」といわれているモデルや、トラディショナルなペニーローファーなどがあります。

このような定番モデルを残しつつ、2001年にはデザイナーとしてミッシェル・ペリー氏を迎え入れモダンなコレクションも展開中。

業界的にも有名なのがサイズ(足長)、ウィズ(足幅)の豊富さで
フィッティングに困っている方には特に人気があります。


下の写真は、こだわりの常連Tさんのものです。
お手入れにもこだわりがあり、最後の仕上げにストッキングを使うそうです。














「ネイビーブルーのローファー」革質もとてもよく、飽きの来ない不変の定番モデルです。

以前に紹介したコールハーンのペニーローファーとの雰囲気の
違いを比べてみるのも面白いのでは・・・?


今回の修理
 ストレッチ(甲部分の幅伸ばし)   800円

  


Posted by masui at 11:48Comments(0)紳士靴

2010年01月15日

SARTORE (サルトル)

今日は 「SARTORE(サルトル)」 のブーツを
紹介させて頂きます。


   サルトルはフランスの靴ブランドで

   「世界で最も美しい乗馬靴をつくる」

            と言われています。


サルトルのブーツはヒールもそれほど高くなく
安定感もありとても履きやすいそうです。

使われている革質もとてもよく履けば履くほど馴染み、
クリームで仕上げればとてもいい雰囲気が出てきます。

レディースのブーツでは珍しくグッドイヤー製法でつくられていて
底の修理にも対応しやすく、管理次第では

  「一生もの」といっても過言ではないブーツです。



















今回の修理
  ハーフソール   1,600円
  靴ミガキ     1,000円

  ※ 靴の状態などにより、修理方法や金額など変わることがあります。  


Posted by masui at 19:30Comments(0)婦人靴

2010年01月05日

コールハーン

あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いいたします。

今日はアメリカの靴ブランド 「コールハーン」 のお話をさせて頂きます。

80年~90年代にかけて一世を風靡したペニーローファー
いまだ根強い人気があり、愛用している方いらっしゃるのではないでしょうか?

アメリカの通貨「ペニー」は幸福をよぶと言われ
幸福のお守りとしてローファーの甲の部分にペニー硬貨を入れることが流行し「ペニーローファー」といわれるようになったそうです。















1988年にはスポーツブランドのナイキの子会社となり
「ナイキエア」を搭載したモデルが注目を浴びました。

06年頃からはスポーツの枠を超えてドレスシューズにもエアーシリーズが投入されました。

衝撃吸収効果があり、足腰などへの負担軽減、歩きやすいなどと
老若男女問わず人気を集めています。




個人的には、エアーの搭載されていないベーシックなモデルが好きで
そういう伝統的なモデルもつくり続けてほしかった・・・














オールソール  ビブラム♯269  7,000円


※靴の状態などにより修理方法、金額等変わる場合があります。  


Posted by masui at 19:35Comments(0)紳士靴